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わせだマンのよりみち日記

2012.12.28

ここは芸能神社?

今日は某大学博物館での打合せ。

近くに、以前から気になっていた場所があったため出張先のホテルを早めに出発し、ぶらりとすることにしました。

気になっていた場所というのは、とある神社なのですが、博物館に行くためにはその神社の参道を通るのが近道で、通るたびに「はて?」と思いつつも、いつも時間に余裕が無く足を止めることもありませんでした。

神社の境内には、朱塗りの「玉垣(たまがき)」が数多く並べられており、参拝者の名前が書かれているのですが、その殆どが芸能人のもので、2000枚以上の玉垣が奉納されているらしいです。どうやら芸事にご利益のある神社のようです。

あとで調べたのですが、この神社には「天宇受売命(あまのうずめのみこと)」という女性の神様がまつられており、神話によると、天照大御神が岩戸に隠れてしまい、この世が真っ暗になった時、岩戸の前で舞を演じたのがこの天宇受売命で、その舞に惹かれた天照大御神が岩戸から出てこられ、この世に光が戻ったといわれているようです。そのことから、天宇受売命は芸能の祖神として、芸の上達を願う人達が訪れるようになったとのことです。雑誌などでは芸能人も訪れるパワースポットなどとして頻繁に紹介されているようです。

境内では目当ての芸能人の玉垣の前で記念撮影する人もちらほら。
そういえば最近あまりテレビも見なくなり、好きな芸能人と聞かれても返答に困るようになった自分。年かなぁと感傷に浸りつつ、近くの玉垣に目をやると、違和感のある名前が。ガリガリ?そうです。ニート漫談で一世を風靡?したガリガリガリクソンの名前があります。となりには平成のリアクション王、出川哲郎氏の名前も。ご利益は絶大のようです。

早速私も営業という芸の上達を願い、参拝をしたことは言うまでもありません。

帰ってから知りましたが、私が参拝したのは「芸能神社」というこの神社の末社で、本殿は売掛金回収、商売繁盛にご利益ありとのこと。どうやらお参りするところを間違えたようです。