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わせだマンのよりみち日記

2019.06.14

中学生が発見した遺跡。フゴッペ洞窟のオリジナルTシャツ

以前、大阪府立弥生文化博物館の取り組みを当サイトでご紹介した際に、「博物館が発行する『考古楽カード』を集めるうちに展示にも詳しくなった少年」が登場したことをご記憶でしょうか。子どもたちの持つ可能性を感じさせてくれるので、個人的にもお気に入りのエピソードなのですが、彼のような考古学少年は戦後間もない当時にもいたようです。

北海道余市町にある国指定史跡「フゴッペ洞窟」が発見されたのは、札幌在住の中学生が見つけた土器片がきっかけでした。昭和26年、北大教授を団長に結成された調査団が発掘を開始すると、さまざまな土器や骨角器、さらには続縄文時代後半(本州の時代区分では弥生時代頃、約1600~1300年前)の岩壁彫刻を多数発見。近年は、世界的文化遺産として高く評価されているそうです。

地元では、フゴッペ遺跡の関連グッズが多数販売されています。こちらのオリジナルTシャツは、何と余市水産博物館の館長自らのデザインとか。短パンにもジーンズにも合わせやすい濃いめのグレーで、デザインもなかなかおしゃれだったので、思わず2着購入してしまいました。これから夏に向けておススメのミュージアムグッズです。

 


●フゴッペ洞窟 https://www.town.yoichi.hokkaido.jp/machi/syoukai/fugoppe.html