ニュースリリース

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2021.01.26

I.B.MUSEUM SaaSにおける複数データベース提供について

ミュージアム向けクラウド型収蔵品管理システム『 I.B.MUSEUM SaaS 』を展開する早稲田システム開発株式会社(東京都新宿区)では、令和3年2月1日より、図書や備品の管理に活用する用途に限り専用データベースを無料提供するサービスを開始することとなりましたので、お知らせいたします。

I.B.MUSEUM SaaS の導入施設は2010年11月のサービス開始から順調に増加し、10周年となる2020年11月末現在で全国350館を突破しました。事実上、ミュージアム業界ではスタンダードな存在と言えるユーザ数に達しておりますが、各施設で業務システムとして定着する中では利用の幅が広がり、収蔵品以外の管理にも使用したいという声が高まって参りました。本サービスは、こうした新たなニーズにお応えするものです。

I.B.MUSEUM SaaS は、1契約(1施設)につき1データベースの運用が原則となっております。しかしながら、導入館の増加につれてご利用スタイルが多様化する昨今では、「館の蔵書や備品の情報についても同じシステム内で管理したい」というご相談が増えて参りました。I.B.MUSEUM SaaS は管理項目を自由に編集できることから、「収蔵品分類のひとつとして追加する」ことで各館個別の対応をお願いしておりますが、詳細情報まで細かく管理したい場合は項目の構造から担当の職員まで大きく異なることから、独立したデータベースをご希望のケースが少なくありません。

そこで弊社では、収蔵品データベースをご契約いただいているユーザ館に限り、追加として「図書」と「備品」の各専用データベースを無償で提供させていただくことといたしました。これは、すでに開始しておりますミュージアム展示ガイド『ポケット学芸員』専用データベースの無償提供(令和2年12月10日付け弊社リリース参照)の考え方に準じたもので、両サービスを合わせると次の図の通りとなります。

図書データベースと備品データベースは、収蔵品データベースのご契約が存在していることが前提条件となります。収蔵品データベースを利用せず、「図書のみ」「備品のみ」のご利用も可能ですが、その場合は別途ご契約が必要となります。また、各データベースは、上の表の通り収蔵品データベースとは機能面も若干の違いがあります。たとえば、インターネットでの情報公開は図書と備品のデータベース間でも扱いが異なりますので、どうぞご注意ください。

図書、備品の各データベースのご利用につきましては、別途お申し込みが必要となります。こちらの「追加データベース利用申込書20210126」をダウンロードいただき、必要事項にご記入の上、ご提出ください。また、ご不明点がございましたら、弊社までお気軽にお問い合わせください。


【窓口】

早稲田システム開発株式会社
カスタマーサポート部 若狭
Tel 03-6457-8585
Mail : mapps●waseda.co.jp
(●を@に変換してください。また、緊急事態宣言期間中のお問い合わせは、なるべくメールをご利用ください。)