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2022.02.18

ミュージアム展示ガイドアプリ「ポケット学芸員」が彦根城博物館に導入されました

スマートフォンを利用して展示解説などを楽しめるミュージアム向け無料ガイドアプリ「ポケット学芸員」(開発元:早稲田システム開発株式会社(東京都新宿区))のサービスが、令和4年2月5日に彦根城博物館(滋賀県彦根市)に導入されました。

導入の背景

彦根城博物館では、既に提供している音声ガイドがありましたが、館の概要や建物の特徴、常設展示部分のみの解説にとどまり、テーマ展等(テーマ展、特別公開、企画展、特別展)については提供できていませんでした。また、既存の音声ガイドは有償であり、利用実績が伸び悩んでいる状況であったため、来館者のニーズに合致しているのかどうかが検討課題となっていました。このような中、未だ音声ガイドを提供できていないテーマ展等の分野のうち、ほぼ毎年開催している恒例の展示である特別公開「雛と雛道具」について、「ポケット学芸員」を導入し音声ガイドを提供することとしたそうです。

「ポケット学芸員」選定理由

同館が収蔵品管理システム「I.B.MUSEUM」を導入しているため、「ポケット学芸員」の利用にコストがかからなかったことが、採用の決め手になりました。また、解説や画像データのアップロードが簡易であり、即時の公開が可能な点も評価されました。

配信コンテンツの特徴

現在開催中の特別公開「雛と雛道具」(会期:2月5日~3月7日)の展示概要と展示作品の解説を音声で提供しています。同館では、今後も館蔵の名品を中心に、その魅力を発信するコンテンツを充実させたいとのことでした。

彦根城博物館について

彦根城博物館は、昭和62年(1987年)、彦根市制50周年を記念し、江戸時代の彦根城表御殿の外観を復元して建設されました。収蔵資料は、彦根藩井伊家伝来の大名道具や古文書を中心とし、総計約9万2千点を数えます。これらの資料を紹介する展示棟に加え、江戸時代の能舞台や、藩主の居室などを再現した木造棟が併設され、大名の生活空間をも体感できる博物館です。

ポケット学芸員の概要

「ポケット学芸員」は、スマートフォンを利用して展示解説を閲覧・視聴できるガイドアプリです。ひとつのアプリを複数のミュージアムで共用的に使える点が特徴で、スマートフォンにインストールしておけば、全国のサービス実施館で展示ガイドを利用することができます。
ガイド内容は、それぞれの博物館・美術館が独自に工夫して制作する仕組みを採用。館によってテキスト画面だけでなく写真や動画、音声など多様なスタイルで情報が配信されています。

アプリホームページ : http://welcome.mapps.ne.jp/pocket
アプリのFacebookページ : https://www.facebook.com/pocketcurator/?fref=ts

 

<2022年2月時点でサービス提供中および提供予定のミュージアム>

北海道博物館/北海道開拓の村/札幌芸術の森美術館/札幌芸術の森野外美術館/アイヌ文化交流センター(サッポロピリカコタン)/だて歴史文化ミュージアム/史跡北黄金貝塚公園/八戸市埋蔵文化財センター是川縄文館/八戸市博物館/史跡根城の広場/岩手県立博物館/仙台市博物館/石巻市博物館/歴史と文化の美術館 わらべの里/諸橋近代美術館/ミュージアムパーク茨城県自然博物館/予科練平和記念館/徳川ミュージアム/歴史と未来の交流館/飯能市立博物館 きっとす/入間市博物館ALIT/旧石川組製紙西洋館/旧黒須銀行/造幣さいたま博物館/埼玉県立近代美術館/浦安市郷土博物館/世田谷区立次大夫堀公園民家園/松岡美術館/新宿区立漱石山房記念館/くにたち郷土文化館/慶應義塾大学/八王子市絹の道資料館/賀川豊彦記念松沢資料館/福生市郷土資料室/北区飛鳥山博物館/桑都日本遺産センター八王子博物館/東京家政大学博物館/紙の博物館/世田谷区立郷土資料館/世田谷区立岡本公園民家園/國學院大學博物館/昭和館/船の科学館/消防博物館/田端文士記念館/郷さくら美術館/青梅市郷土博物館/横須賀美術館/神奈川県立歴史博物館/ニュースパーク(日本新聞博物館)/大和市つる舞の里歴史資料館/あつぎ郷土博物館/小林古径記念美術館/瞑想の郷/小松市立博物館/福井市立郷土歴史博物館/名勝養浩館庭園/福井県立歴史博物館/福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館/敦賀市立博物館/長野市立博物館/髙橋まゆみ人形館/松本市時計博物館/松本市山と自然博物館/日本童画美術館 イルフ童画館/窪田空穂記念館/松本市立博物館/岐阜県博物館/中津川市鉱物博物館/多治見市モザイクタイルミュージアム/刈谷市歴史博物館/彦根城博物館/滋賀県立琵琶湖博物館/史跡草津宿本陣/草津市立草津宿街道交流館/向日市文化資料館/大阪市立東洋陶磁美術館/逸翁美術館/大阪国際平和センター(ピースおおさか)/造幣博物館/大阪市立科学館/神戸ビーフ館/小林一三記念館/姫路市立美術館/但馬牛博物館/奈良文化財研究所/松江歴史館/松江ホーランエンヤ伝承館/島根県立美術館/岡山県立美術館/ふくやま文学館/造幣局広島支局造幣展示室/湯本豪一記念日本妖怪博物館(三次もののけミュージアム)/中原中也記念館/萩博物館/高松市公文書館/香川県立ミュージアム/瀬戸内海歴史民俗資料館/高松市美術館/高松市讃岐国分寺跡資料館/特別史跡讃岐国分寺跡史跡公園/上島町岩城郷土館/愛媛県総合科学博物館/高知市立自由民権記念館/高知県立坂本龍馬記念館/高知県立歴史民俗資料館/高知県立美術館/横山隆一記念まんが館/嘉麻市立織田廣喜美術館/福岡アジア美術館/筑前町立大刀洗平和記念館/北九州市立文学館/北九州市立いのちのたび博物館/佐賀県立博物館・美術館/佐賀県多久市/長崎歴史文化博物館/熊本県立美術館/熊本県立装飾古墳館/熊本博物館/臼杵市歴史資料館/種子島開発総合センター「鉄砲館」/かごしま環境未来館/鹿児島県歴史・美術センター黎明館/鹿児島県立博物館/天城町歴史文化産業科学資料センター「ユイの館」/

 

ポケット学芸員は、 GooglePlay/App Storeにて、無料でダウンロードいただけます。「ポケット学芸員」と検索してください。 本リリースをスマートフォンでご覧いただいている方は、以下URLからもダウンロードいただけます。

iOS: https://itunes.apple.com/jp/app/pocket-curator/id1088763931?mt=8
Android: https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.waseda.pocket.curator
(推奨OS :android 5.0以上 iOS 10.0以上)

 

【導入施設】
彦根城博物館
〒522-0061 滋賀県彦根市金亀町1-1
電話 0749-22-6100
https://hikone-castle-museum.jp/

 

ポケット学芸員ニュース68 彦根城博物館

 


【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
早稲田システム開発株式会社
電話:03-6457-8585
Email:sales@waseda.co.jp