ニュースリリース

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2021.02.04

I.B.MUSEUM SaaS におけるジャパンサーチ用連携データ出力機能の実装について

ミュージアム向けクラウド型収蔵品管理システム『 I.B.MUSEUM SaaS 』を展開する早稲田システム開発株式会社(東京都新宿区)では、令和3年4月19日に、同システムにジャパンサーチ連携データ出力機能を搭載することとしましたので、お知らせいたします。


 

ジャパンサーチは、日本国内の幅広い分野のデジタルアーカイブと連携し、多様なコンテンツをまとめて検索・閲覧・活用できるプラットフォームです。デジタルアーカイブジャパン推進委員会・実務者検討委員会が策定する方針とさまざまな機関の協力のもと、国立国会図書館がシステムを運用しています。

ミュージアムも、各館個別にジャパンサーチに参加することができます。自館のデータを連携させると、そのデータをジャパンサーチの検索対象とすることが可能ですが、そのためには連携用のデータを提供しなければなりません。 これを受けて、弊社では、各館で発生する作業負担を軽減するために、I.B.MUSEUM SaaS上からジャパンサーチ用の連携データを出力できる機能を搭載いたします。

概要

I.B.MUSEUM SaaSで公開中のデータのうち、ジャパンサーチで公開したい項目を選ぶことで、インターネット上に連携用データを出力することができます。このデータをジャパンサーチが取得することで、出力したデータがジャパンサーチの検索対象となります。

ジャパンサーチの検索機能を利用する際、該当のデータがヒットすると、詳細データが表示されます。併せて「収録元データ」としてI.B.MUSEUM SaaSで公開中の該当データへのリンクも表示されますので、自館の公開ページに誘導できるようになります。

ジャパンサーチ用連携データ出力機能の主な操作手順

まず、I.B.MUSEUM SaaS のジャパンサーチ連携データの設定画面を開きます。選択項目設定の「ジャパンサーチ項目」に対し、それぞれI.B.MUSEUM SaaSのどの項目を割り振るかを設定していきます。詳細な操作手順については、機能搭載時に改めてご案内いたします。

※I.B.MUSEUM SaaSのジャパンサーチ用連携データ出力機能は、令和3年4月19日(月)よりご利用いただける予定ですが、I.B.MUSEUM SaaSのインターネット公開機能で自館のデータを公開中の場合に限ります。詳しくは弊社までお問い合わせください。

なお、この機能では、ジャパンサーチに参加するための連携データを準備することができますが、実際の連携では、運営主体である「デジタルアーカイブジャパン推進委員会・実務者検討委員会」の承認、ジャパンサーチ側の管理画面での設定などの各種手続きが別途必要となります。この詳細につきましては以下のURLをご参照のうえ、ジャパンサーチの相談窓口にお問い合わせください。

現在、ジャパンサーチに連携を希望する機関が急増しており、手続きには時間がかかっている模様ですので、ご了承いただけますようお願いいたします。

https://jpsearch.go.jp/cooperation


 

【窓口】

早稲田システム開発株式会社
カスタマーサポート部 若狭
Tel 03-6457-8585
Mail : mapps●waseda.co.jp
(●を@に変換してください。また、緊急事態宣言期間中のお問い合わせは、なるべくメールをご利用ください。)