ニュースリリース

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2020.07.03

ミュージアム展示ガイドアプリ「ポケット学芸員」が 逸翁美術館に導入されました

スマートフォンを利用して展示解説などを楽しめるミュージアム向け無料ガイドアプリ「ポケット学芸員」(開発元:早稲田システム開発株式会社(東京都新宿区))のサービスが、公益財団法人阪急文化財団が運営する逸翁美術館に導入されたことを7月3日に発表いたします。

導入の背景

逸翁美術館では、4月11日(土)から新たな展覧会「わびとサビとはどう違う?」を開催する予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のために休館を決定。自粛期間中、来館しての作品鑑賞の代替手段として、ポケット学芸員による情報提供を開始しました。一般に音声ガイドアプリは来館者への情報提供ツールですが、インターネットに接続していれば自宅にいてもアクセスできるというポケット学芸員の利点を活かし、展示のために準備していた作品解説用のテキストなどを順次登録し、ネット上で広く配信。展示再開に向けてのPRとしても効果的な手段となりました。

その後、緊急事態宣言の解除に伴い、5月30日(土)から開館。ポケット学芸員は、そのまま来館者への展示解説として活用されています。

配信コンテンツの特徴

展覧会「わびとサビとはどう違う?」の展示作品について、日本語と英語による充実した解説や豊富な写真が配信されています。

逸翁美術館について

逸翁美術館は、小林一三(1873〜1957)の雅号「逸翁」を冠し、昭和32(1957)年に開館しました。逸翁は、阪急電鉄をはじめ多方面で活躍する実業家であると同時に、文化・芸術の世界で名を馳せた数寄者でもあります。早くも20歳代の頃から美術品の収集を始め、その審美眼は茶の道に入ることでさらに磨かれていきました。古筆、古経、絵巻、中近世の絵画(特に蕪村・呉春・円山四条派の作)、日本・中国・朝鮮・オリエント・西洋を含む陶磁器、日本・中国の漆芸品。同館では、約5,500件にも及ぶ貴重な美術工芸品の数々を所蔵しています。

ポケット学芸員の概要

「ポケット学芸員」は、スマートフォンを利用して展示解説を閲覧・視聴できるガイドアプリです。ひとつのアプリを複数のミュージアムで共用的に使える点が特徴で、スマートフォンにインストールしておけば、全国のサービス実施館で展示ガイドを利用することができます。

ガイド内容は、それぞれの博物館・美術館が独自に工夫して制作する仕組みを採用。館によってテキスト画面だけでなく写真や動画、音声など多様なスタイルで情報が配信されています。

アプリホームページ : http://welcome.mapps.ne.jp/pocket

アプリのFacebookページ : https://www.facebook.com/pocketcurator/?fref=ts

 

<2020年6月時点でサービス提供中および提供予定のミュージアム>

北海道博物館/北海道開拓の村/札幌芸術の森野外美術館/だて歴史文化ミュージアム/史跡北黄金貝塚講演/岩手県立博物館/諸橋近代美術館/ミュージアムパーク茨城県自然博物館/予科練平和記念館/徳川ミュージアム/飯能市立博物館 きっとす/埼玉県立近代美術館/造幣さいたま博物館/浦安市郷土博物館/世田谷区立郷土資料館/世田谷区立岡本公園民家園/世田谷区立次大夫堀公園民家園/くにたち郷土文化館/慶應義塾大学/賀川豊彦記念松沢資料館/福生市郷土資料室/北区飛鳥山博物館/紙の博物館/昭和館/船の科学館/郷さくら美術館/青梅市郷土博物館/神奈川県立歴史博物館/大和市つる舞の里歴史資料館/あつぎ郷土博物館/小松市立博物館/福井市立郷土歴史博物館/名勝養浩館庭園/福井県立歴史博物館/福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館/長野市立博物館/松本市時計博物館/松本市山と自然博物館/日本童画美術館 イルフ童画館/窪田空穂記念館/松本市立博物館/岐阜県博物館/多治見市モザイクタイルミュージアム/史跡草津宿本陣/草津市立草津宿街道交流館/逸翁美術館/小林一三記念館/大阪市立科学館/造幣博物館/神戸ビーフ館/姫路市立美術館/松江歴史館/松江ホーランエンヤ伝承館/島根県立美術館/ふくやま文学館/中原中也記念館/萩博物館/高松市公文書館/香川県立ミュージアム/瀬戸内海歴史民俗資料館/高松市讃岐国分寺跡資料館/特別史跡讃岐国分寺跡史跡公園/高松市公文書館/上島町岩城郷土館/高知県立美術館/横山隆一記念まんが館/福岡アジア美術館/北九州市立文学館/北九州市立いのちのたび博物館/佐賀県多久市/熊本博物館/熊本県立装飾古墳館/臼杵市歴史資料館/種子島開発総合センター「鉄砲館」/鹿児島県歴史資料センター黎明館/鹿児島県立博物館/かごしま環境未来館/天城町歴史文化産業科学資料センター「ユイの館」

 

ポケット学芸員は、 GooglePlay/App Storeにて、無料でダウンロードいただけます。「ポケット学芸員」と検索してください。 本リリースをスマートフォンでご覧いただいている方は、以下URLからもダウンロードいただけます。

 

iOS: https://itunes.apple.com/jp/app/pocket-curator/id1088763931?mt=8

Android: https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.waseda.pocket.curator

(推奨OS :android 5.0以上 iOS 10.0以上)

 

ポケット学芸員ニュース25 逸翁美術館

 

【導入館】

逸翁美術館

〒563-0058 池田市栄本町12-27

TEL:072-751-3865

http://www.hankyu-bunka.or.jp/ (公益財団法人阪急文化財団)


【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】

早稲田システム開発株式会社

電話:03-6457-8585

Email:sales@waseda.co.jp