復元民家や模型など、子どもの目を引く
展示もたくさんありました。
― 使用頻度が高くないとのことですが、データはかなり整備されてますよね?
出来さん:ええ、導入の時、かなり入力したようですね。お陰様で、いまは受入や返却の際には、必ず情報を入力する…という程度で済んでいますよ。
― ほう、新しく受け入れた資料も、きちんと登録されているんですね? それなら、利用状況としては、むしろ業界全体でも順調と言えるほうだと思いますよ。
出来さん:そう言っていただけると嬉しいです。でも、ブランクのままの欄もありますからね。画面を見ると、「もっと使いこなせるはずなのに」と思ってしまって。
― それは、将来のデータ拡充のためのものですし。胸を張れる状態だと思いますよ。
吉本さん:検索機能はよく使いますね。利用者の方から資料の問い合わせをいただいた時には、特に。ただ、まだ従来のカードと併用している状態ですので、やっぱり入力情報をもっと充実させたいと思ってしまうんですよね。
― なるほど、それならば今後が楽しみと言えると思います。ところで、機能面で「もう少し、こうだったらいいのに」という点はありませんか?
出来さん:そうですね…。そう言えば、返却・抹消したものも同じように表示される設定にしてあるのですが、「いま、館にあるもの」を検索しようとすると…。
― 返却・抹消していないもの」という検索条件の入力が必要になるんですね?
出来さん:よくお分かりになりましたね(笑)。これに慣れなくて、検索条件を入力し忘れてしまうことがあるんです。他館さんや関係者に収蔵品の点数を聞かれた時とか、博物館協会などからアンケートが来た時に、数字を間違ってしまったり。
― なるほど。検索した時、「返却・抹消したもの」を除いて表示させたい、と。
出来さん:ええ、検討の価値はあるかな、と。まあ、仕様を決める時にそこまで想定するのは、なかなか難しかったんでしょうけど。
― 「使い始めて分かること」は、よく耳にします。他には、いかがですか?
出来さん:これはハードの問題かもしれませんが、間違ってクリックしたりした時、システムが止まってしまったことがあります。いまは問題ないんですけどね。
― 念のため、もう一度よく調べさせますね。吉本さんはいかがですか?
吉本さん:収蔵庫の状態が分かるような情報があるといいなあ、と思っています。管理システムだけでは無理なんですけどね。
― でも、ICタグを使った管理が実用化されれば、収蔵庫の中でモノを動かしながらデータベースの所在情報に反映するということも可能になるかも。そういう技術が確立されればいいのですが。弊社も頑張ります。
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