2 開発 - 早稲田システム開発-収蔵品管理システム

会社情報

仕事を知る

開発

業務の内容

当社の開発スタッフは、大きく分けて3つの仕事をこなします。

1I.B.MUSEUM SaaSの機能改善・追加や周辺システムの開発

まず、クラウドサービスであるI.B.MUSEUM SaaSの機能改善・追加や周辺システムの開発です。
サービス開始から現在まで新規ユーザが安定的に増加中のI.B.MUSEUM SaaSは、2024年にインターフェイスの全面刷新を実施。
プロジェクトでは専属チームを編成しましたが、完了後は開発スタッフ全員で協力しながら機能改善・追加を継続していくことになります。
お客様から寄せられるご要望への対応や、学芸員の負担軽減に資する新たなアイデアの検討など、常に「博物館のための機能」を実現し続ける仕事です。

2個別導入型システムのI.B.MUSEUMの開発

クラウドサービスの登場以前から続くパッケージのカスタマイズ業務が中心となります。
オーダーメイドに近い性格であることから、ご発注いただいた館の学芸員と密接にコミュニケーションを取りながら、その館専用の仕様を開発することになります。
クラウド時代で新規案件は減少中ですが、すでに稼働中のシステムの改修・改善案件が一定数ありますので、ヒアリングを重ねながら開発を進めます。

3I.B.MUSEUM SaaSを導入するお客様方から依頼される初期データの登録作業

こちらは、主に初めてシステムを採用する館で発生します。
従来型システムと比べて導入コストを大きく抑えることができるI.B.MUSEUM SaaSは、これまで資料情報を管理してきたMicrosoft ExcelやFileMakerからの移行先としても多く選ばれています。
データ登録はシステム利用を始める準備作業のひとつで、最適な項目体系のもと、蓄積してきたデータが整った状態でお客様をクラウドにお迎えすることになります。

社員の一日

ここでは、開発部Aさんのケースをご紹介します。

週2回出社と週3回の在宅勤務、まだ子どもが幼いことから時差出勤の勤務体系を選んだAさん。
この日は朝8時に自宅で業務を開始、週に3回の頻度で9時40分から始まる朝礼にオンラインで参加しました。

午前中は、別のスタッフが担当するデータ移行の結果レビューを実施。
レビューとは、データの中身の分析後に作成する移行の作業計画、及び移行作業の完了後の結果を別のスタッフが検証する作業で、社内では作業前後にそれぞれ行うことが義務づけられています。
この日にAさんが担当したのは後者のレビューで、お昼までかけて行いました。

自宅での昼食をはさみ、13時からは自身が担当中のデータ移行案件の作業を行います。

16時からは別の担当美術館とのオンライン会議に参加。
個別開発型のI.B.MUSEUM のユーザ館で、今年度の改修作業のためのヒアリングを行いました。

会議は16時半に終了。
Aさんは時差勤務が適用されていますので、この日の業務はここで終了です。