2 営業 - 早稲田システム開発-収蔵品管理システム

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業務の内容

社会にクラウドサービスが定着したこの10年で、当社の営業スタイルは大きく変化しました。
以前は、収蔵品管理システムへのニーズが確認できない博物館も訪問する、いわゆる「飛び込み営業」も多くこなしていました。
相手が博物館なのでソフトにご対応いただけるものの、営業スタッフにとってはやはり負担。
それが、近年は博物館からご連絡をいただく「反響営業」となり、サービス説明や導入相談への対応が主な業務となりました。

新たにシステム導入を検討する博物館は、その9割方がクラウドを想定しておられます。
つまりI.B.MUSEUM SaaSの説明が、その館への最初の仕事。
データ量無制限で月額3万円の完全固定料金制、学芸員の内部業務から外部への情報公開、スマホアプリも追加料金なしで利用可能…といった説明を聞くと、予備知識をお持ちでない方のほとんどが驚かれます。

その後は、システム導入前に準備すべきことなどについてのご質問をいただき、その場でアドバイスを送ることも。
このあたりはコンサルティングに近いイメージです。

I.B.MUSEUM SaaSは導入館数が右肩上がりの状態ですが、新規でのご提案に訪問した博物館の近くにシステムが稼働中のユーザ館があることも少なくありません。
こうした場合は、サポートを兼ねてそのまま立ち寄る形で営業担当者自身がユーザ館を訪問し、お困りごとやご要望を直接うかがうことも大切な業務のひとつとなってきました。

このほか、入札準備やプロポーザルの作成、契約書や請求書などの事務処理も担当します。

社員の一日

前日から出張中の営業スタッフCさんのとある一日です。

宿泊したホテルで朝食をとり、オンラインの朝礼に参加。
チェックアウト後、その足でI.B.MUSEUM SaaSの導入をご検討中の総合博物館を訪問します。

この館は、当社ホームページの問い合わせフォームから資料をご請求いただきました。
すでに機能についての資料は目を通してくださっているので、この日はプロジェクタをお借りして持参のノートPCでシステムのデモを実施。
また、システム導入に伴う初期データの移行の委託もお考えなので、デモの後は現在のデータの状態について詳しくヒアリングしました。

館を出たCさんは昼食の後、同じ市内の2件の訪問先を巡回。
1館目は文学館で、I.B.MUSEUM SaaSを長くお使いいただいているお客様です。
今回は、博物館法の改正を受けてデジタルアーカイブの公開を行うことになったため、最適な公開方法についてのご相談に対応。
打ち合わせが終わると、2年前に資料をご請求いただいてから導入検討が止まっている市内の資料館を訪ね、新しく発行した調査冊子のお届けがてら、その後の状況についてうかがいました。

すべての予定をこなし、あとは帰京するのみ。
最後の館で飛行機の時間まで余裕があることを伝えると、「いま企画展を開催中なので、ぜひ見ていってください」と言われ、見学させていただくことに。
展示を満喫した後、空港へ向かいました。